公務員を狙うなら、大学へ行くよりもチャンスが多い


  

せっかく就職しても、民間企業であれば勤務先が倒産したり、リストラにあって転職が避けられないなんてことも考えられるこの時代、やはり安定を求めて公務員になりたいという人は多いはず。

公務員になるのなら大学を出ておいた方がイイって考えるのは悪くありませんが、大学へ行ってしまうと、それだけで選択肢を減らしてしまう可能性があるって知っていますか。

公務員試験には年齢による受験制限がある



一口に公務員といっても、行政事務職は受験資格が年齢区分によるものが多いので、順当に大学を卒業する22歳では受験資格すら無いということもあります。

  

例えば「国家公務員一般職」の高卒者試験は、「高校卒業後2年以内」という受験区分があります。
順当に18歳で高校を卒業した人なら20歳まで受験できるということです。

もちろん、「国家公務員一般職・高卒者試験」ということは、国家公務員の中でも「ノンキャリア」と呼ばれる区分ですから、昇進についてはあまり多くを望むことは難しいかもしれません。しかし、国家公務員総合職・一般職における大卒者試験は、21歳から29歳までが受験資格ですので、もし「キャリア」とか「準キャリア」の道を志すのであれば、在職しながら受験するという方法もあります。

しかし、4年制大学を卒業して公務員になろうと思ったら、そもそも高卒者試験の受験資格である20歳の時には、まだ大学3年生ですから、この時点で受験して公務員になるというのはあまり現実的ではありません。むしろ、2年制の専門学校で、しかも国家や地方のあらゆる公務員試験のノウハウを有しているコースでじっくりと公務員試験に向き合う方が合理的ではないかと思います。

そして専門学校を修了し、公務員になってから大学へ進学すれば、生活費やその後の就職活動の心配は不要なのですから、様々な選択肢を温存し、学歴をアップグレードすることも容易です。


専門学校の特性を活かした進路選び